中原淳一風のワンピースが着たい!型紙なし。簡単な帽子の作り方。

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中原淳一風のクラシカルなワンピース作りもいよいよ最終章。

今回は簡単な帽子の作り方です。

普段使い用ではなく、あくまで撮影用の帽子です。お洗濯はできません。

中原淳一さんが好きな方はすぐにわかったと思いますが、今回はあるイラストをイメージしてワンピースをつくっています。

ただそのイラスト、帽子の構造がはっきりしなくって。

ですので帽子はワンピースに合いそうなものを作る事にしました。

とても簡単ですがちゃんとした帽子の作り方ではないので、こんな方法もあるんだなあくらいにみていただけると嬉しいです。

この記事でわかること
・帽子に使った材料は何か
・型紙なしで帽子をつくる方法

材料

・シーチング 青 1m 地元の手芸屋さんで購入

PPシート 2枚 ダイソーで購入

工作用紙 3枚 ダイソーで購入

サテンリボン ネイビー 25㎜幅 1m (下記サイトの370ネイビー使用)

木工用ボンド

サイズを決める

サイズを決めます。自分の持っている帽子のかぶぶる部分の直径をはかりました。

ウィッグを被るので少し大きめに作ります。帽子の直径が19cmだったので、少し大きめに21cmになるよう作ることにしました。

型紙をつくる

測ったサイズを参考に帽子のツバ、帽子の側面の型紙をつくります。

帽子のツバ

作りたいサイズの帽子のツバを参考に型紙を作ります。

紙の上に帽子をおき線を引きます。帽子がない場合はコンパスで円を描きましょう。

次に描いた円の中心をとります。コンパスで円を描いた方は中心が分かるのでこの工程は省略して良いです。まず線にそって切ります。

四つ折りにします。

広げます。四つ折りにした線の合わさる部分が中心です。

内側の穴(ぼうしの被るところ、最初にサイズを決めた部分です。)をあけます。

中心にコンパス針を置き円をかきます。今回は直径21cm(上記で測ったサイズ)になるようにしました。

机が汚いのはつものことです。気にせずにすすみましょう。

内側も線にそって切り抜いておきます。

帽子の側面

ツバの型紙の内側の円の長さを測ります。今回は測ってみると67cmでした。

そのため帽子の側面を今回は縦11cm×横67.5cm(67cm+5mm)でつくります。

ぴったりサイズで作ると隙間が空いてしまう事があるよ。それを防ぐために少し大きめに+5㎜で作ることにしたよ。

縦の長さを変えると帽子の高さが変わります。深くかぶりたければ長めに、浅くかぶりたければ短めに作ります。家にある帽子と比較するとイメージがつきやすいですね。

芯を切る

型紙をもとに帽子の芯となる部分を切っていきます。

➀帽子のツバはPPシート、②帽子の側面は工作用紙を使用しています。

帽子のツバ

ツバの芯は2枚作ります。

型紙をPPシートの上に線を引きます。

外側はハサミ、内側がカッターで切りました。

どうしてツバはPPシートを使うの?

ツバの芯につなぎ目が出来ないよう、大きい素材を探したらPPシートだったよ。
大きいサイズがあれば厚紙でも作れるよ。

帽子の側面

縦11cm、横67.5cmになるよう工作用紙を切ります。

横は1枚だと長さが足りません。

横に2枚並べて、上から工作用紙を貼り付けて長くなるようにしました。

わかりやすくしてみました。黄色い線の所に工作用紙が張り付いてます。

こうすることで表面に段差が出来ずにすみます。

布をつける

布を切る

型紙+縫い代3cmで布を切ります。帽子のツバは2枚とりましょう。

フチはロックミシンをかけておきます。ない場合はジグザグミシンをかけましょう。

ツバに布をつける

生地のフチにギャザーを寄せていきます。

縫い目の粗さを最大(数字を大きく)、糸調子を弱く(数字を弱く)しておきましょう。

生地のフチを上記の設定で縫います。今回は外側から5㎜、10㎜のところに2本縫っています。

糸を引っぱりギャザーをよせます。

真ん中に芯を置きます。糸をぎゅっとひっぱってギャザーをしっかりとよせましょう。

糸は駒結びでしばっておきます。

2枚作ります。

帽子の側面に布をはる

工作用紙に木工用ボンドを広げます。

布を置き貼り付けます。

そのままにしておくと工作用紙が歪むので、重しを置きます。

乾燥するまで待ちます。

組み合わせる

ツバをくっつける

ギャザーを寄せた面同士をボンドでくっつけていきます。

浮いてしまうので洗濯ばさみでツバ同士を挟んで乾燥させましょう。

乾燥しました。たまにフチが丸くなるのは部屋が汚いからです。

内側の円を縫います。芯は固くて針が通らないので、➀芯の1㎜外側を縫いましょう。

2枚の生地がペロペロしていたので、縁を縫いました。

黄色い線の場所を縫っています。

➀芯の1㎜外側に塗った糸を切らないよう切り込みを入れていきます。白い線のところです。

帽子の側面を作る

端を縫います。ミシンでは縫いにくかったので手縫いにしました。

こんな感じでつまみながら縫っていきます。

縫い終わった所です。

片側の縫い代にボンドを付けて内側におりこみます。

折り込みました。

縫ったところががとがっているので、工作用紙を貼り付けます。

形がいびつなので丸くなるように紙を曲げて形を整えましょう。

特に芯を繋いだところは芯が厚くなっていて形が歪みやすいです。

軽く折り曲げてクセをつけると綺麗な丸になりやすいです。

ツバと側面をくっつける

ツバの上に側面をのせます。側面はボンドで貼り付けてある方がツバと合わさります。

側面と帽子が合わさるところ、ツバの縫い代にボンドをつけます。

ツバの縫い代を織り込みくっつけます。

貼り付けました。

帽子のトップを作る。

芯を作る

工作用紙の上に乗せ、線を引きます。

綺麗な円ではないけれどこれでOKです。

線に沿って切ります。

どうして最初にトップを作らないの?

側面を作った時、綺麗な円にするのは難しかったね。だから最初に丸いトップを作ると、形が合わなくて隙間が出来てしまうよ。
出来上がった側面の形に合わせてトップを作った方が隙間なくつけることができるからだよ。

帽子に載せて形を整えます。下の写真のように側面からはみ出している部分があれば切りましょう。

トップに布を付ける

トップに布をつけます。

布の切り方、つけ方は「トップに布を付ける」を参考にして下さい。

トップを付ける

側面の縫い代に切り込みをいれます

色のついている部分にボンドをつけます。

トップのせて乾燥させます。

リボンをつける

リボンをつけます。リボンが重なる部分にボンドをつけて固定しました。

完成です。

最後に

今回はイラストにでてくるようなクラシカルな帽子をイメージして作りました。同様の方法でメリーポピンズの帽子も作っています。

高さをアレンジするとシルクハットなんかも作れそうですね。

自分の好みにあった帽子づくりをしてみて下さい。

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