着物にフリルのついたエプロンを合わせて…
そんなカフェで働く女給さんスタイルはクラシカルでとてもかわいいですよね。
でもレトロなエプロンってなかな売っていない!
そんな時は手作りをしてみましょう。
生地に直線を引くだけですぐに型紙が作れます。
この記事では着物にも似合うクラシカルなエプロンの作り方を紹介していきます。
この記事でかわること
・エプロンにおすすめの生地
・クラシカルなエプロンの作り方(型紙あり)
こんなエプロンが作れます。
紹介した写真の衣装についてはこちらに作り方をまとめてあります。
材料
・生地 幅150m×160cm
私はキャラヌノのポリステルギャバ薄地(色:CNC-PG02-MN1132)を使用し作成。
150㎝幅の生地で型紙を作ったよ。
それより幅の小さい生地を使う場合は型紙の修正をしてね
おすすめの生地
シワになりくくて扱いやすい
・ポリエステルギャバ
・ポリエステルレーヨン
(・ポリエステルツイル)
本格的な衣装にしたい
・綿の生地
今回は柔らかい印象にしたかったので薄地の生地を使用しました。
ハリのある生地を使用するとエプロン部分がふわっと広がります。
ツイルでも作れますが、生地が厚手なのできっちした、しっかりとした印象のエプロンになります。
本格派の方は綿の生地、綿レースをつかうとぐっと雰囲気がでますよ。
綿レースならこんな雰囲気もかわいいですね。
ただし面はシワになりやすいので撮影前のアイロンは必須です!
型紙
縫い代込みの型紙です。画像を参考に生地に直接線をひいてください。
エプロンやフリルの丸くなっている部分はどう書いていいのかわからないよ。
どんな曲線でもエプロンになるから、好みの感覚でひいて大丈夫だよ。
ただし左右対象に作ってね。
左右対称につくるには、生地を半分に折って一緒に切ると簡単にできます。
肩のフリル、エプロンのフリルのも同様に切る。
エプロンの色が薄い場合はチャコペンが透けてみえてしまうから注意。
水で消えるチャコペンや、フリクションのような熱で消えるペンを使うのがおすすめだよ。
作り方
端の処置をする
裁断をしたら、ほつれないよう端の処理をしていきます。
全て生地にロックミシンorジグザグミシンをかけましょう。
ポリエステルの生地は端がほつれやすいんだ。
少し手間はかかるけど最初に端の処理を済ませて作業中にほつれてこなくて楽ちんに縫う事ができるよ。
肩紐を作る
まずは肩紐の完成を見てみましょう。
このように左右対称になるよう作っていきます。
フリルを作る
肩フリルの生地、曲線がある側を1cm折って縫います
赤線の部分にギャザーを寄せてフリルをつくります。
私はゴムを使ってフリルを作りました。
ゴムを使ったフリルの作り方は「ギャザー寄せ不要!一瞬でできるフリルの作り方」をチェック!
肩紐を作る
肩紐の両端1cmに線を引きます。
内側に折りアイロンをかけます。
さらに横半分に折ってアイロンをかけます。
アイロンかかけ終わった所。
開きます。
フリルをつける範囲に印をつけます。
1本は右端から8cm、48cmに印をつけましょう。
もう1本は左端から8cm、48cmに印をつけましょう。
左右対称になるようにつくっていくよ!
その範囲に収まるようフリルをつけます。
フリルは裏側になるようにつけましょう。
フリルを縫い付けます。端から5mmところで縫いましょう。
広げた肩紐を、折り目に沿って元に戻します。
フリルが付いている側をぬいます。
フリルの部分は厚くて縫にくい!
フリルの部分だけ仮縫いをしておくとキレイに縫えるよ
5㎜のところで縫いましょう。
もう片方の端を縫います。
端から5mmの所を縫います。
エプロンを作る
エプロンのフリルを作ります。
フリル2-①、2-②、2-③を縫い1本の長いフリルにします。
曲線がある側を1cm折り返して縫い、ギャザーを寄せます。
肩フリルの作り方を参考にしてね。
エプロンとフリルを縫い合わせる
エプロンとフリルを縫い合わせます。
エプロンとフリルの中心をあわせ重ねる。
端から5㎜のところを縫います。
フリルがズレやすいので慣れていない人は仮縫いをしましょう。
待ち針のみので縫う時はずれやすいので目打ちでギャザーを抑えながえら生地を送ると綺麗に出来ますよ。
フリルを返します。
表からもう一度縫いっていきます。
表からも縫うとフリルが浮かなくなくなって出来上がりが綺麗にできるよ。
エプロンにギャザーを寄せる
赤線の部分にギャザーを寄せます。
ウエストの紐を作る
腹ベルト1-①、1-②を縫い合わせて1本の紐にします。
ここからは肩紐の作り方と同様です。
両端を1cm折り返してアイロンをかけます。
左右の両端も1cm折りアイロンをかけます。
横更に半分に折ってアイロンをかけます。
左右の端はこんな感じになってます。
ウエストベルトを開きます。
ウエストベルトに、エプロンをつける範囲の印をつけます。
中心とそこから左右27cmに印をつけましょう。
エプロンをのせます。
この時ウエストベルトの中心と、エプロンの中心を合わせて下さい。
エプロンを縫い付けます。
折り目にそってウエストベルトを戻します。
ウエストベルトの下を縫います。
ウエストベルトの上を縫います。
肩紐を縫い付ける
ウエストベルトに肩紐をつける場所の印をつけます。
中心から左右7cmに印をつけましょう。
フリルが外側をむくように肩紐をつけます。
肩紐はウエストベルトに1cm重ねてください。
端から5mmを縫います。
後ろの肩紐はエプロンが終わる位置につけます。
この時肩紐がクロスするようににつけます。
端から5mmの所を縫います。
後ろの肩紐は自分の好みに合わせて長さを調整して下さい。
私は73cmの所で縫いました。
簡単につくれるアドバイス
フリルのギャザーを簡単につくる
今回、フリルやギャザーはゴムを使って使用しました。
詳しい方法についてはこちらの記事を確認して下さい。
使用するゴムの長さは以下のとおりです。
フリルに使うゴムの長さ
肩のフリル…44cm(40cm(フリルの長さ)+4cm(端の引っ張る部分))
エプロンのフリル…199cm(195cm(フリルの長さ)+4cm(端の引っ張る部分))
エプロンのギャザー…59cm(55cm(ギャザーの長さ)+4cm(端の引っ張る部分))
コメント
エプロンドレスを作りたいと思い、いろいろ調べていましたが、ハンドメイド初心者の自分にはネットで調べ本を買っても作り方がよく分かりませんでした。
ここではシーンに適した素材から詳しい縫い方、なんと言ってもフリルのつけ方まで分かりやすかったので、布を買ってくればすぐ作れそうです!!(フリルってどうなってるんだとずっと疑問を持っていたのですがここでようやく謎が解けました)
本当に感謝です……。ありがとうございます。
ひめりは普段使いしたいので綿(綿ローンが良いのかな?)で作ってみます♡
夢宮ひめり様
コメントありがとうございます。
ブログで作り方がうまく伝わっているか不安に思っていたので、コメントいただけてとても励みになりました!
あたたかいコメントありがとうございました(*^^*)