【無料型紙の紹介あり】レースの羽織の作り方【レース素材を扱うポイント】

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春から初秋にかけて、着物や浴衣のアクセントになるレースの羽織。

自分の気に入った生地で世界に1つだけの羽織が作れたら素敵ですよね。

実は羽織って直線縫いが多いから簡単に作ることができるんですよ。

この記事では実際の制作過程やレース生地を使うときの作り方のポイントを紹介していきます。

この記事の内容
・コスプレ衣装 無理用型紙 でぃあこす「はおり(簡易式)型紙」をアレンジしてレースの羽織を作成
・レースの柄に上下がある場合の型紙のアレンジは2つ。
 1、肩で切り、前身後、後ろ見頃に分ける
 2、袖はわにたたず、型紙を4枚とる
・実際の制作の様子・気を付けたポイントの紹介

完成写真と解説

レース生地を使った羽織です。

スカラップのある生地を使用。

その部分が裾に来るように仕上げました。

透け感があるので羽織の下に着る着物で印象も変わります。

厚めの生地を使えば秋冬の防寒具としても使用できますね。

使用した型紙

コスプレ衣装 無料型紙 でぃあこす はおり(簡易式)の型紙

無料で型紙をダウンロードできるサイトだよ。

いつもお世話になっています。ありがとうございます!

使用したもの

レース生地  必要な長さはサイズによって異なります。

でぃあこすさんのサイトを参照してください。

私が実際に使用したものはこちら

※アリエクスプレス(海外通販サイトへ)へのリンクとなっています

近いものだとこのあたり

生成りや綿レースで制作してもかわいいですね

作り方

基本的にはコスプレ衣装 無料型紙 でぃあこす はおり(簡易式)の型紙 の作り方にそって作成していきます。

以下はレース生地を使うときのアレンジ方法について紹介しています。

レースの柄に上下がある場合は型紙をアレンジすると、柄が逆さまにならずに作れるよ

型紙をアレンジする

柄の向きが揃うように型紙をアレンジします。

見ごろの型紙、「貼り合わせ線DI」に垂直に通っている線を切ります

拡大したところ。

切ったところは1.5cmの縫い代をつけてください。

袖は「わ」にたたず、左右対称に4枚とります。 

わの部分には1.5cmの縫い代をつけましょう。

(私は袖の部分は型紙どおりに作成しました)

型紙を写す

型紙を生地に写します。

生地が薄いから表からチャコペーパーの線が見えちゃうんだけど…

衣装に響かないよう、水で消えるチャコペーパーを使うのがおすすめだよ

レース生地ではチャコペーパーでつけた線が見えやすいので表から見えてしまいます。

洗濯で消そうとゴシゴシこすると生地を傷めてしまうので、水で消えるチャコペーパーがおすすめ。

完成したら後霧吹きをかけたり、水で湿らせた綿棒でとんとんしてあげると綺麗に消えます。

もちろん洗濯をしてもOK。

梅雨の時期は湿気でつけた印が消えてしまうことがあるよ。
印をつけたらすぐに縫ってしまうのがポイント!

縫っていく

生地を縫い合わせていきます。

少し扱いにくい特殊生地なので薄手の生地が初めての方、苦手が方は【初めてでも安心!】柔らかい生地、薄い生地の縫い方参考にしてみてください。

後ろ中心を縫う

後ろ中心を縫います。

縫い代はひらいでアイロンをかけます。

肩を縫う

肩を縫います。

縫い代はアイロンで後ろに倒します。

脇を縫う

脇を縫います。

縫い代は後に倒します。

襟にアイロンをかける

縫い代を折って、アイロンをかけます。

縦半分に折ってアイロンをかけます。

この時2㎜程度端をずらしております。

2㎜長い方が裏、短い方が表になります。

今回は襟芯は使用していないよ。
レースの生地だから透け感を大切にしてみたんだ。

もし芯を使うなら生地にあまり響かないものがいいのです。

レースや透ける生地の場合ははなるべく透明芯を使いましょう。

わたしならこの辺を使うかなあ。

模索中!いいものがあればぜひ教えてください。

襟を縫い付ける

2㎜ずらした折った襟の、短い方を縫い付けていきます。

襟の曲線の部分は待ち針を多めに打ちましょう。

自信がない人はこの部分だけ仮縫いをしておくと綺麗にできます。

縫い代をくるむようにひっくり返します。

待ち針で留めていきます。

縫うときは表側から縫います。

表側から見て襟のすぐ横を縫っていきます。

裏側の襟は2㎜長く作ってあるので、表の襟のすぐ横を縫ってもしかりを縫えています。

袖をつける

袖を縫います。

赤線の部分を縫います。

袖口は縫い位置で折り返し縫い留めます。

袖口を拡大したところ

袖口が狭いので、ミシンに袖を通すと縫いやすいですよ。

縫い終わったらアイロンをかけてきます。

裏から縫い目に沿ってアイロンをかけておくと、表に返したときに綺麗にラインができてくれます。

表からアイロンをかけるとより綺麗に仕上がります。

袖を見ごろに縫い付ける

袖を見頃に縫いつけていきます。

身後をを裏返し、袖は表になるようにします。

袖を見頃のなかに入れましょう。

袖口から開いてみるとこんな感じ。

縫い位置まで待ち針で留めていきます。

縫いどまり位置まで縫います。

反対側も同様に行います。

完成

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