基本の紅茶染の方法【家にあるもので簡単アンティーク風に】

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生地の色が明るすぎるなあ。
くすみカラーやレトロな落ち着いた雰囲気する方法はないかな?

そんなときは紅茶染がおすすめだよ
キッチンにあるものだけて手軽にアンティークな雰囲気が出せるよ。

アンティークな風合いに仕上げる紅茶染め。

自宅にある材料で手軽に染め物ができるのも魅力ですよね。

紅茶染をしあ生地やレースを使ってハンドメイドの材料にしたり、着あきた服を変身させてみませんか?

この記事では初心者でも簡単、綺麗にできる染め方のコツを紹介していきます。

この記事の内容
・紅茶染の方法
・ムラなく染めるコツの紹介
・素材ごとの染まり方の違い

紅茶染の方法

材料・道具

  • 染めるもの
  • 紅茶のティーパック(1Lに対して4~6個が目安)
  • 塩(色止めに使用)
  • 大きいお鍋
  • 長いお箸orトング

準備

布を洗って「のり」を落としていきます。

生地についたのりをしっかり落とすことで染ムラができにくくなるよ。
それに布を水に浸しておくと染液が染みこみやすくなるんだ。

ワンポイントアドバイス
濃い色に染めたい場合は水で2倍に薄めた牛乳へ浸しておきましょう。
牛乳が生地に染みこむまで30分以上放置!

手順

茶葉を煮出す

鍋に水を貼ります。

染めたいものが全て隠れる程度の水を用意しましょう。

紅茶の茶葉を煮出していきます。

しっかり色がでるまで煮出しましょう。

紅茶色というよりは濃い茶色になるまで煮出してね

色止めに塩を入れます。

1Lに対して大さじ1杯程度の塩で大丈夫です。

生地を煮る

染めるものの水気を切り、染液につけていきます。

火は消しておいてください。

生地が全て染液につかるように入れてね。
線液から出ている部分は染まらないからムラになっちゃうよ。

染めムラ予防でときどきかき混ぜます。

時間を置けば置くほど濃く染まります。

好みの色になったところで引きあげましょう。

水ですすぐと色が抜けていくので少し濃いかな?と思うくらいに染めておくのがポイント

しかっりと色を付けたい場合は2時間以上浸したままにしておこう

生地をすすぐ

流水ですすぎます。

洗っている水に色がでなくなるくらいすすぎましょう。

色が薄いと感じたら再度鍋のお湯を煮立たせて、生地を染液につけましょう。

そでも色が薄い場合は濃度の濃い液を作り直してから染めてみてください。

生地を干す

直射日光の当たらない場所で生地を干していきます。

生地が乾くとさらに色が薄くなるよ!

完成です。

紅茶染を綺麗にそめるコツ

のりおとす

買ったばかりの生地はのりがついているものも。

しっかりと染液が生地に染みこむよう洗ってのりを落としておきましょう。

汚れを落とす

Tシャツなど普段使っているものを染める場合は汚れに注意。

汚れがあると染めムラができてしまうので、汚れは綺麗におとしてから染めていきましょう。

おすすめの素材

特に染まりやすい素材
ウール、シルク、レーヨン

染まりやすい素材
綿、麻

染まりにくいもの
アクリル、ポリエステル
(ほとんど染まらない)

TCツイルのような、綿とポリエステルが混ざっている生地はどうなるの?

うっすらと染まるけれど、綿100%のものに比べると色が薄い印象。
染液の濃度を濃くしたり、何度も煮詰めたりしたけど薄い色が濃くなることはなかったよ。

素材ごとのちがい

色々な素材の生地を実際に染めてみたよ!

Tシャツ

綿60% レーヨン40%

レース・生地

使ったぞ素材の詳細は以下のとおり。

使用した生地の種類は以下のとおりです。

  1. ポリエステル レース生地
  2. ポリエステル100% ジョーゼット
  3. 綿100% シーチング
  4. ポリエステルツイル
  5. 綿レース
  6. 綿 トーションレース
  7. ポリエステル トーションレース
  8. ポリエステル チュールレース
  9. 綿 トーションレース
  10. ポリエステル ストレッチラッセルレース
  11. ポリエステル オーガンジーレース

1、レース生地はポリエステルですがしっかり染まりました。

それ以外のポリエステルはうっすら茶色く染まりましたね。

染める前の生地に乗せてみるよ違いがよくわかります。

アンティークな風合いがかわいいです。

トートバック

綿100% 帆布生地

うっすらと赤身がかりましたね。

同じ帆布生地のバッグと比べると違いがわかります。

色のついた記事

色のついた生地だとくすみカラーのアンティークな風合いになるね!

写真だと変化がわかりにくいですがすこしくすんだダスティピンクになりました。

色が明るすぎる、派手すぎるなあと思ったときに紅茶染めをするとおちついた風合いの生地に仕上がります。

まとめ

全体の傾向としては綿のほうが染まりやすく、ポリエステルは染まりにくい傾向がありました。

しかしポリエステルでもレース生地のようによく染まるものがあったり、同じ素材である綿でもシーチング、帆布生地で色の濃さに違いがありました。

同じ素材でも生地によってによって染まり方が異なります。

生地を染めるなら一度にすべて染めるのではなく、端を少し切ってそれを染めて、どの程度色がつくのか確認してみると失敗が少なそうですね。

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