型紙補正!肩幅を広げる方法【きれいな補正の仕方】

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型紙を買ったんだけど、肩幅が狭くって。
どうやって直したらいいかな?

そんなときは型紙を補正してみよう!

購入した型紙の型紙の肩幅があわない!

そんなときは自分で補正をしてみましょう。

肩幅の補正方法について洋裁教室の先生に教えていただきました。

キチンと体系に合わせて型紙を直していくので手間がかかりますが綺麗に作れます

洋裁に慣れている人向きの方法です。

洋裁初心者さん、手軽に肩幅を修正したいという方は簡単型紙補正!肩幅を広くする方法にまとめたものを参考にしてください。

この記事では補正の手順や、ポイントについてまとめています。

この記事の内容
・プリンセスラインの服の肩幅を広げる方法を紹介

今回の修正例

今回はプリンセスラインの洋服の肩幅を2㎝ずつ伸ばしていきます

修正した場所は以下のとおり。

修正内容
・肩幅 両肩1㎝追加
・後ろ中心 2㎝追加
・襟を2㎝追加
・袖口の修正

後ろ中心が2㎝長くなったからえりも長くなったよ

肩幅を計る

自分の肩幅を計ります。

その値を参考にどの程度型紙の肩幅を広げるか決めましょう。

私は肩の端から首側1㎝のあたりに切り替えが来るようにしました。

イメージとしてはジャケットの肩幅の位置!

元の型紙からは片側2㎝肩幅が広くなるイメージです。

今回は肩幅がそれぞれ1㎝、後ろ中心2㎝大きくなるように型紙を修正していくよ!

肩幅を修正する

肩幅を1㎝伸ばします。

このままだと肩に角度がついてしまうから修正していくよ。

伸ばした1㎝のところが、もとの肩幅の高さになるように修正していきます。

布目線と垂直になるよう引いてください。

垂直に引いた線に、1㎝伸ばした線のおわりの位置で印をつけます。

首の位置から、印の位置まで定規で線を引きます。赤線が修正が終わった線です。

これで肩幅の角度がもとの状態のまま、長さを伸ばすことができたね。

アームホールは流れがスムーズになるよう線をひいていきます。

今回は肩幅のみ大きくしたいので、脇でもとの線に戻るよう線をひきます。

後ろ見頃を修正する

後見頃の肩幅も同様に修正します。

後中心を1㎝ひろげていきます。

今回はウエストは広げなくて良いので、ウエストで元の型紙の線になるよう幅を狭めていきます

襟を修正する

後ろ見頃を修正したので襟も修正していきます。

襟の端を1㎝伸ばします。

端をつなぎます。

襟の型紙がわにたつものだったら片側のみ、そうでなければ両側を1㎝ずつ修正してね

袖を修正する

アームホールが長くなったので、袖山も長くなるように修正します。

目安は袖山の長さがアームホールの長さ+3㎝になるようにします。

袖はふっくらするようにいせて作るんだ!
だからアームホールより少し大きく作るんだよ

まずアームホールの長さを計りましょう。

赤線の部分を足すとアームホールの大きさがわかります。

私の型紙は60㎝でした。

片山は+3㎝にするので63㎝になるよう修正していきます。

修正するのは2つ。

  • 肩山を高くする
  • 脇を伸ばす

それぞれみてみましょう。

片山を高くする

片山を高くします。

中心が一番高くなるようにして、前は1/2、後ろ2/3のところで元の線に合わさるよう線を引いていきます。

肩山を上におおきくするのはどうして?

今回は肩の1㎝手前で切り返しになるよね。
だからその1㎝ぶん片山をのばして対応しているよ。

脇を伸ばす

脇も伸ばします。

上で伸ばした線から、もとの袖口に向かって線ををひきます。(赤線)

これで片山が63㎝になりました。

肩山と脇をどのくらいのばせばいいかわからないよ

トータルでアームホールの長さ(今回なら63㎝)になるように伸ばしていくよ。
それぞれ1㎝くらいおおきくしてみて長さを計ってみよう。短ければまた少し足して…という風に長さがあうよう少しずつ調整していくよ。

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