基本のギャザーフリルの作り方【初心者でも簡単】

スカートやフリル作りに必要なギャザー寄せ。

コスプレ衣装でもよく使う技術ですが綺麗に作るのって意外と難しいと感じたことはありませんか。

基本をしっかりをおさえれば短い時間できれいなギャザーフリルが作れるようになります。

この記事では初心者でも綺麗なギャザーフリルが作れるよう写真付きで作り方を解説しています。

この記事の内容
・ミシンを使ってギャザーフリルを作る方法・綺麗に作るを紹介しています。
・初心者むけに画像つきで丁寧に説明をしています。

ギャザーフリルをミシンで作る方法

生地に印をつける

ギャザーを寄せる生地、ギャザーを縫い付ける生地の1/2、1/4の位置に印をつけます。

待ち針は途中で抜けてしまうことがあるので、初心者さんはチャコペンなどで印をつけておくのがおすすめです。

ミシンの設定をする

フリルを作るときのミシンの設定
縫い目…長くする(３～４㎜)
上糸の糸調子…弱くする

ミシンの設定をしていきます。

上記を参考に設定をしてください。

上糸調子はダイヤル式のミシンなら数字の小さい方へ、デジタル式のミシンならボタンをおして数字を小さくすれば弱くなります。

ちなみに我が家のミシンはこんなかんじ。

設定がわからない方は説明書を参考にしてみてください。

ミシンを2本かける

ギャザーを寄せるために２回縫います。

このとき出来上がり線を挟んで縫うと、ギャザーが垂直に寄るので後で縫い合わせやすいです。

下糸を引いてギャザーを寄せる

上下の下糸を２本同時に引っ張るとギャザーが寄ります。

作りたいフリルの長さより短くなるくらいにギャザーを寄せておきましょう。

印を合わせる

ギャザーフリル、縫い付ける布のそれぞれ1/2、1/４の印を合わせていきます。

ギャザーフリルは縫い付ける布より短くなるようギャザーを寄せて、少しずつ広げていくと印を合わせやすいですよ。

すべて印があったら待ち針or仮縫いをして固定します。

目打ちで抑えながら縫う

出来上がり線をミシンで縫っていきます。

このときミシンの設定は元に戻しておいてください。

ギャザーフリルをそのまま縫うと、ギャザーを寄せた部分が曲がっていることがあります。

その状態で縫うと出来上がり線からずれてしまいます。

ギャザーがまっすぐになるよう目打ちで抑えながらすすめていくと出来上がり線の上を縫うことができますよ。

表に返して縫う

表に返すとフリルができています。

このままではフリルが浮いてしまうので、端から２㎜のところを縫います。

こうすることでフリルが落ち着きます。

沢山のフリルを早く縫う方法

平ゴムを引っ張りながら生地に縫いつければ一瞬でフリルが作れます。

詳しい作り方はギャザー寄せ不要！一瞬で出来る簡単フリルの作り方を確認して下さい。

衣装の裾や、アイドルのような沢山フリルが必要なときにおすすめの方法です。

ただし、ゴムぶん厚さが加わるので、袖口のような幅が狭くなると脱着がしにくくなるものや、生地が薄いものは硬さがでて雰囲気が変わってしまうことがあるので注意が必要です。

両フリルの作り方

ミシンを２本かける

上記のギャザーフリルをミシンで作る方法 を参考に、印付けとミシンの設定を済ませておいてください。

出来上がり線の両端にミシンをかけます。

下糸をひいてギャザーを寄せる

下糸を２本同時にひき、ギャザーを寄せます。

縫い付ける長さより短かくなるようギャザーを寄せましょう。

印を合わせます。

ギャザーフリル、縫い付ける布の1/2,1/4の印が合うように合わせます。

印があったら待ち針or仮縫いをして固定します。

目打ちで抑えながら縫う。

出来上がり線を塗っていきます。

目打ちで抑える理由は上記 ギャザーフリルをミシンで作る方法 に記載したものと同じです。

完成です。

生地によるギャザーフリルの違い

フリルギャザーはつける場所２倍の生地の量で作成しています。

生地によって雰囲気が異なります。

ギャザーフリルを使って作れる衣装

【女給風のクラシカルなエプロン】

肩、裾にギャザーフリルをたっぷり使っています。

型紙を自分で作るタイプのエプロンです。

【割烹着風エプロン】

肩にギャザーフリルを使っています。

ほぼ直線縫い。

型紙を自分で作るタイプのエプロンです。