縫い代ってめんどくさいですよね…適当に切っても服って作れるし…
私もそう思っていた時期がありました。
でもこの縫い代、ちゃんとつけると服作りが楽ちんになっちゃうスーパーヒーローなんです。
今回はそんな救世主である縫い代をとっても簡単、とっても時短につけちゃう方法を紹介していきます。
この記事でわかること
・縫い代の作り方
・縫い代を均等につくると楽な理由
・縫い代は何のためにつくるのか
均等に縫い代を作る理由
どうして縫い代を揃えた方がいいの?
縫い代を揃えると、出来上がり線がそろうから縫うときにとっても楽ちんなんだよ。
それでは実際に見てみましょう。
これが縫い代の幅がバラバラなもの。
生地を合わせて重ねても、出来上がり線がずれています。
このまま縫うと、表側の出来上がり線のとおりに縫っても、裏側は全然違うところを縫うことになりますね。
これが縫い代が均等のもの。
生地の端を揃えて重ねると出来上がり線が一致していますね。
縫い代を揃えると出来上がり線がそろうのでスムーズに縫えるんです。
プリンセスラインのような立体的な曲線など例外もありますが、基本的には縫い代は揃えておいた方が作業がらくになりますよ。
簡単な縫い代の作り方
準備するもの
・裁ちばさみ(普段使っているものでOK)
・紙(メモ帳、コピー用紙など)
・セロハンテープ
手順
今回は1cmの縫い代を作っていきます。
まずは簡単に説明!
こんな感じに紙をハサミにセット!
出来上がり線の上に紙のフチがくるようにしながら布を切ります。
はい!!1cmの縫い代の完成です。
それではもう少し詳しく説明していきますね。
メモ帳を5cm(ハサミの刃に合わせて調節して下さい)×1.5cm(縫い代の大きさ)の長さに切ります。
縫い代は1cmですが、ハサミのフチの大きさ(画像で○をした部分)があるので1cmより大きめに切っておいた方がいいです。
今回は少し余裕をもって1.5cmにしました。
先ほど切った紙をハサミの上の刃にセロハンテープで固定します。
気になる人はマスキングテープを使用してください。
出来上がり線に紙の端が来位置で布を切っていきます。
完成です。
縫い代はなんのためにあるの?
生地を切るとはじっこがほつれてきてしまいますよね。
服もはじっこの始末をせずに来ていると、どんどんと生地がほつれ、それが縫い目までいくと穴が開いてしまいます。
それをふせぐための部分が縫い代。
この部分にジグザクみしんやほつれ止め液をつけて、生地がほつれないようにしていきます。
生地がほつれないようにする部分なんだね!
そしたら大きめに作れば適当な幅でつくっても問題ないのかな?
確かにほつれないという意味なら適当に縫い代をつくっても問題ありません。
ただ縫い代を均等につけると、その後の縫い合わせがとっても楽になるんですよ。
その理由は初めに説明しましたね!
大きさも1cm程度あれば十分ですよ。
コメント