【例文あり】コスプレ　ロケの許可のとり方を解説！【申請はメールがおすすめ】

四季折々の綺麗な自然、スタジオにはない壮大なロケーションでの撮影。

コスプレイヤーならそんな場所での撮影は憧れがありますね。

でもロケ撮影に必要な撮影許可ってなかなか申請のイメージがつかないもの。

そんな難しいイメージのある撮影許可申請ももポイントさえ知っていれば誰でも簡単にできちゃいます。

今回は現役コスプレヤーの私が実際に行っているロケの申請方法や注意点について紹介していきます。

テンプレートも用意したので初心者さんも安心して申請ができますよ。

この記事の内容
・撮影許可を得たという証拠が残るため申請はメールでするのがおすすめ
・メールで許可のとり方【テンプレートあり】
・ロケ地の許可申請を出す場所の探し方
・ロケをする際の注意点や事前に確認をしておくこと

ロケ地を決める

まずはロケ地を決めましょう。

私は田舎に住んでいて自然散策が好きなので行った事のある場所から決めることが多いです。

他にはグーグルマップで「ひまわり畑」というように撮影したい目的のものを検索をかけて探すこともあります。グーグルマップは写真や口コミ、住んでいる場所からの距離もわかるのでよく利用しています。

取りたい場所が見つかれば第一段階クリアです！

もっとロケ地の探し方を詳しく知りたい！という方はこちらを参考にして下さい。

見つかりません | ここのの衣装製作日記

coconoyousai.net

管理している団体を探す

HPがある

撮影したい場所のHPがある場合はそこを確認しましょう。

そこに記載してある連絡先に問い合わせます。

HPがない

HPがない公園や河川、山、海などは自治体が管理していることがあります。その自治体のホームページを確認し問い合わせると良いでしょう。

また実際にその場所に行ってみると管理している団体、連絡先を記載した看板がある場合があります。それを控えておき連絡するのもいいですね。

インターネットでその場所の検索をかけると意外と管理している団体の看板がのっている写真が出てくることもあります。

撮影許可をとろう

メールをすすめる理由

私は撮影許可を取る際はメールでの申請をすすめています。

理由としは以下のとおり。

1. 撮影許可を得たという証拠が残る
2. 担当から直接返事が貰える
3. お互い都合の良いタイミングで連絡が出来る

メールを進める1番の理由は「撮影許可」を得たという証拠が残ることです。もし撮影中に不振に思った方から声をかけられた場合もしっかりと許可をとっていることが説明できるので安心です。

そのため電話で許可をとった場合は、電話した日時と担当者の名前を控えておきましょう。

声をかけられた際「担当者の○○さんに撮影許可を得ています。」としっかり答えることが出来るからです。

理由2つ目はお互いのタイミングで連絡が出来ることです。

電話では担当の方が不在の場合再度連絡をする必要があったり、折り返しかけて貰うことになります。

また担当以外の方が電話をとることもあり質問をした事に対しての返答が確実性にかけることもありました。

メールだと自分のタイミングで返事をすることが出来ること、担当に聞きたいことを全て確認出来ること、またそれが記録として残ることがメリットだと感じています。

伝えておく事

許可を取る際に伝えておく内容をまとめました。

詳しく説明します。

１,撮影日時

　撮影時間も伝えましょう。

2、撮影内容(衣装の詳細)

コスプレ衣装は奇抜な衣装も多いので事前に詳細を伝えておくと安心です。画像を添付できる場合は画像も送りましょう。

また私たち以外に一般の方がいる場合もあります。露出の多い衣装は必ずそのことを伝え撮影が可能であるかを必ず確認しましょう。その際、移動中は上着を着る、ミニスカートであれば腰にタオルを巻くなどして撮影時のみその衣装を見せる旨を伝えると丁寧な印象があります。

また公の場所ではタイツやストッキング、肌色のシャツなどを身に着け下着などが見えないようにしましょう。

でも、そもそも他の方がみて不快に思うような衣装での撮影は辞めましょうね。

遊園地でのコスプレイベントでの注意点イメージするといいと思います。

また小道具、とくに武器の持ち込みは必ず可能か確認をしましょう。

刀、銃など他の方が見て、びっくりするもの、恐怖を感じるものは移動中はみえないようにし、撮影時のみ使用してください。

3、撮影人数

人数が多い場合は記載をします。

人数が多い場合は特に他の方に配慮した行動を心がけましょう。

4、撮影機材

大きな撮影機材もあるので事前に使用するもを伝えておいた方が当日のトラブルがありません。

フラッシュが禁止の場所もあります。ストロボも記載しておきましょう。

5、撮影用途

商用目的でない(お金が発生しない)事を必ず伝えましょう。

確認すること

事前に確認しておいた方が良い事をまとめました。

1、着替える場所はあるか

着替える場所があるか確認します。ない場合は車か、場所が確保できる場合はテントを使用します。車の場合は窓に新聞をはるなど中が見えない工夫をしましょう。

当然トイレでの着替えは禁止です。

2、当日事務所等へいく必要はあるか

当日声をかける必要があるか確認します。撮影前に許可証を貰う場合もあります。

3、露出の多い衣装は可能か

「伝えておくこと」に詳しく記載

4、武器など小道具の持ち込みは可能か

「伝えておくこと」に詳しく記載

5、なにか注意事項はあるか

私は念のため毎回確認しておくようにしています。

メールを送ろう　テンプレートあり

伝えること、確認することをふまえメールを送っていきます。

今回はお客さんのいる施設での利用を想定しています。

先方からなにか質問があった場合はそれに答えましょう。

メールだけでなく書類での申請が必要な場合はその連絡もあると思いますので、その指示に従います。

私は許可がとれたところで、お礼のメールを送りつつ「当日事務所に声をかけるか」など気になることを確認しています。

また最近は新型コロナウイルスの流行により感染対策をとっている施設も多いです。そのため「撮影中の感染対策については3密に気をつけ行動致します。また移動中はマスクを着用し、撮影時のみ来館されている方が近くにいないことを確認し、モデルのみマスクを外すようにします。」とメールに一言添えるようにしています。

実際に「感染対策は十分に行ってください。」と事前に言われることもあったので、この時期は入れておいても良さそうです。

ロケをする際の注意点

素敵なロケーションでの撮影が出来るロケですが、残念ながら利用の仕方が悪く撮影許可がおりていた場所が禁止になってしまったなんてこともあります。

場所をお借りしているということを考え、いつも以上に丁寧な対応、綺麗に利用することを心がけましょう。

• ごみは必ず持ち帰る。
• 動かしたものは元の位置に戻す(動かしていいのか確認する)
• 建物や大きな岩に上るなど危険な行動はしない。
• 一般の人から声をかけられた場合丁寧に接する。

公園などの場合一般の方から一緒に写真を撮ってほしいなど声をかけられることもあります。

撮影に応じるかは任意になりますが、どちらにしても丁寧に対応をしましょう。

その他はごく一般的なマナーですね。

最後に

スタジオでは叶わない背景で撮影をすることが出来るロケーション撮影。

しっかりを許可をとり、マナーを守れば本当に素敵な写真と思い出を残す事ができます。

ぜひ挑戦してみて下さい。